馬油の石鹸
馬油を使った石鹸はしっかり洗うことができるのに洗い上がりは潤っていて、しかも肌のくすみが取れるコスメだそうです。人によって合う合わないはあると思うものの、一度使ってみたらなんとなく美白になったような気がします。
台湾の手作り石鹸として日本ではユアンソープが有名です。しかし、台湾には他にもたくさんの手作りオーガニック石鹸があります。
今回紹介するUni Jun 手工皂(Uni Jun 手作り石鹸)は、台北を観光するであろう人が一度は必ず訪れる迪化街(Dí huà jiē)にあります。この店では馬油と天然素材を使った手作り石鹸を販売しています。
Uni Jun 手工皂坊 (Uni Jun 手作り石鹸工房)
迪化街を北に向かってずっと歩いた先、台北大橋の近くまで行ったところにある綻堂文創股份有限公司。迪化街の昔ながらの建物を再現したこの中にUni Jun 手工皂房(Shǒugōng zào fáng)はあります。
MRTだと大橋頭(Dàqiáo tóu)駅から歩いた方が近いでしょう。
Uni Junの石鹸は天然素材のみを使用した石鹸を作っていて、中でも一番のオススメ品は馬油を使って作った馬油石鹸です。
この石鹸の面白いところはワインのように「熟成」されているところで、熟成が進むに従って少しずつ石鹸の茶色味が増していく様子を店内でみる事ができます。もちろん熟成月数が多い方が値段は上がります。
店内の大きな石鹸保管棚ではたくさんの石鹸が保管され、熟成期間ごとにまとめられています。
これの箱は9ヶ月熟成品。1g = 2.5台湾ドル(9円/g)。一個の石鹸はだいたい100gくらいなので一個900円程度のお値段となります。
お店の人に聞いたところ、若い石鹸を買って自分で保管しても熟成されるとのこと。まとめ買いして自宅熟成というのも良いと思います。
店内には石鹸お試しコーナーやDIYコーナーがあり、自分の好きな石鹸を見つけることができるはずです。
お試しコーナーで熟成期間が違う石鹸を比較
洗面台に設置されているお試しコーナーにはいくつかの製品が置いてあります。
ここでは熟成期間が違う石鹸が何種類か置かれていて、泡立ち、洗い具合を実際に確認することができます。
まず右手だけ馬油石鹸で洗って肌の色を見比べると「ちょっと白くなってる!?」
さらにお試しコーナーにあった3ヶ月熟成と9ヶ月熟成の石鹸を洗い比べてみましたが、確かに9ヶ月熟成の石鹸の方が泡のキメが細かく洗った感じがしっとりしました。
購入とその後
Uni Junの馬油石鹸9ヶ月熟成を実際に購入して使ってみて気に入ったので、後日DIYで大量生産してみました。
最初は半信半疑で熟成月数が異なる石鹸を試してみたのですが、確かに熟成期間が長い方が洗い上がりがしっとりしてもっちりした感覚が強くなります!
お店情報:
住所:台北市大同區迪化街一段358-1號
日本語対応:簡単な日本語なら可能な場合あり
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