JCBクレジットカード自動付帯保険
多くのクレジットカードには自動付帯の旅行保険がセットされていて、クレジットカードの種類によって付帯される保険の保証内容は異なります。
今回、台湾旅行中に体調を崩し、ANA JCB ゴールドカードの自動付帯保険を使用して台北でキャッシュレス受診をしたので今後のために記録をしておきます。
旅行中は体調を崩さないよう気をつけることが第一ですが、万が一体調不良になった時はしっかりとした保険に入っていることが重要です。
ANA JCB ゴールドカードの旅行保険には最高1億円の海外旅行保険、最高5千万円の国内旅行保険が含まれています。海外では現金の支払いが不要なキャッシュレス受診のサービスを受けることもできます。
海外で体調が悪い。医療機関を受診したい
ANA JCB ゴールドカードの旅行保険は損保ジャパン日本興亜損保が引き受けていて、専用の問い合わせ電話が用意されています。
海外からは24時間対応の”日本語相談、日本語安心サービス“が提供されます。
滞在している国によって通話料無料のホットラインが用意されているので、ホームページを確認して連絡します。
日本語で受診できるか?
昼間で、首都レベル、大都市の医療機関であれば日本語対応が可能な医療機関を紹介して貰える可能性が高いです。
夜間や地方都市の場合は、日本語対応可能な医療機関が存在しない場合が多いと思われます。
電話をかける
ANA JCB ゴールドカード付帯の海外旅行保険の場合、台湾からは
00801814652
に電話をかけることで、日本語相談サービスに繋がります。
0080は台湾のフリーダイヤルなので、電話料金はかかりません。
症状、医療機関を受診したいことを伝える
クレジットカードの番号、有効期限、氏名、生年月日等の確認後、保険の担当者に電話が回されます。
保険の担当者に医療機関を受診したいことを伝えます。
その際、どの言語が使えるかを一応伝えておくと、スムーズに話が進む場合があります。例えば、夜間で日本語対応の医療機関が見つかりづらい場合でも、英語ができれば受診できる医療機関の選択肢が広がります。
ホテルの電話番号と部屋ばんごを保険の担当者に伝え、一旦電話を切って医療機関をアレンジしてくれるのを待ちます。
電話を待つ
これが時間がかかる場合があります。
今回はほぼ1時間かかりました。症状が辛い場合、この時間は結構しんどいと思います。
キャッシュレス受診の場合、保険会社が提携している医療機関と連絡を取り、全ての書類をFAX等で送信し、医療機関が対応可能とするのに時間が必要になるのだと思われます。
キャッシュレス受診ではない場合、帰国後に請求することも可能です。
保険の担当者から連絡された医療機関の名称、電話番号、住所等をメモし出かけます。
医療機関を受診する
今回、損保ジャパン日本興亜損保からは台安醫院を紹介されました。担当していただいた医師は少し日本語を話すことができましたが、夜間だったため急患窓口の担当者は日本語を話すことができませんでした。しかし、キリスト系の医療機関のため外国人の利用が多く多くの担当者は英語を話すことができました。
パスポートは必ず持参しましょう
急患窓口で受付する
急患窓口で、氏名や住所、パスポート番号等の必要事項を書類に書き込みし、順番を待ちます。
中国語か英語が必要でした。
受診の注意事項等が書かれた日本語の文書を渡されました。
日本人の場合、おそらく名前の中国語読みで呼ばれるので、自分の名前がどのように発音されるのか覚えておくと良いかもしれません。
医師の診察
名前を呼ばれて医師の診察を受けます。
診察後に
診断書と処方箋を受け取ります。感染性の下痢とのこと。
医療費の精算と薬の受け取り
急患受付に戻り医療費の精算をします。キャッシュレス受診なのでサインをするだけで現金の支払いは必要ありませんでした。
その後、院内の薬局で薬を受け取って帰ります。
今回は胃腸の動きを抑える薬、ロキソニンのような消炎鎮痛剤、下痢止め、胃腸の保護剤が処方されました。
保険には医療機関の行き帰りに必要な交通費も保証される場合があるので、タクシー等を使用した場合は領収書(レシート)を受け取りましょう。
台湾のタクシーの場合、車によっては運転手の名前と識別番号だけ書かれた紙を渡される場合があり、そのような金額や日付は自分で書き込む必要があります。いわゆるカラの領収書。大丈夫なんでしょうか?
受診の結果
処方された薬を飲んだものの下痢が止まらず、全て出し切った後もひたすら水が出続け、なんとか飛行機で帰国し、日本の医療機関を受診して処方された薬を飲んだら一発で治りました。
薬が合わなかったんだと思います。
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