台湾の飲食店は割と簡単に始めることができ、ヒットすればお金を結構稼ぐことができるためか、安月給のサラリーマンから脱サラして一旗あげようという人が絶えません。しかし、現実は甘くなく儲からずあっという間に撤退という事も少なくないです(傷が深くなる前にさっと見切りをつけるところはさすがに台湾人は上手だと思います。)
そんな入れ替わりの激しい台湾の飲食業界でも客足が絶えず長く続いている店もあります。今日は蘆洲にある甜不辣(台湾風おでん)のお店を一軒紹介しましょう。
この記事は「蘆洲菜市場人氣老店美食–中山甜不辣」の翻訳記事です。
この中山甜不辣は蘆洲菜市場の朝市と夜市で人気のグルメの一つで、いつもお客さんで賑わっているため並んで席が空くのを待つ必要があります(訳注:蘆洲菜市場は朝から夜まで店が入れ替わりながら営業しています)。店主と店員は皆親切で、進んで何を食べたいのか聞いてきてくれるため自分で注文票を書く必要がありません。
いつも注文するもの
私がいつも注文するものは大抵決まっていて、1)甜不辣、2)米粉湯、3)米苔目、4)肝連等等といったところです。
1)甜不辣(小)注文すると一皿に板状の甜不辣が一切れと豬血糕、大根、練り物、厚揚げ等の各おでん種が2,3個ずつ乗せられてくるので、二人で一緒に食べる事も、一人で全部食べる事もできます。何回も来ていますが、クタクタになるまで煮込みすぎた甜不辣が出てきたことはありません。タレも美味しいです。
2)米粉湯 少しだけ沙茶醬が加えてあり香ばしいです。最もよく注文します。
3)米苔目 伝統的な干し海老と紅蔥頭の味付けで悪くないです。
4)肉類的小菜 肝連しか食べたことがありません。(私はどこに行こうとも肝連ばかり食べます。……肝連が好きなだけなのです)。
他にもキャベツロールを食べたことがありますが、いつも上記の物を食べてお腹が満足してしまうので、もの凄くお腹が空いていたら追加で何か注文します。
米粉湯と甜不辣 米苔目と甜不辣
中山甜不辣は早市から夜市まで開いているので、いつ行っても食べることができてナイスです。夜になっても煮汁はあまり濁っている事もありません。店内で食べる場合は座席数が少ないため並ぶ必要があります。
必ず行こうと思って行く店ではありませんが、通りかかったら試してみてください。お勧めします。
夏にはかき氷もやっているようですが、私は冷たい物を食べるのが好きではないので食べたことがありません。
お店情報
店名:中山甜不辣
住所:247新北市蘆洲區中央路8號
営業時間:Googleでは火曜日休みで10:00-22:00となっていますが不定休です。営業していれば朝から夜まで開いています。
価格の目安:肉類の小菜は50元。麵類は25-40元。他の価格はメニュー写真を参考にしてください。
注文方法:店員に食べたい物を伝えます。食べた後に支払い。
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