台湾の台東県北部にある成功は優良な港があり、カジキマグロの町として有名です。
カジキマグロ以外にも豊富な海産物が集まるため、町の中には何件もの海鮮料理店が軒を連ねています。
そんな中、地元の人に勧められた海産料理店”宗媽媽海產店(Zōng māmā hǎichǎn diàn)”に伺ってみました。
レンタカーを市場の駐車場に駐車
店から少し離れるのですが、市場に無料の駐車場があったのでレンタカーを駐車しました。
この辺りに市場と駐車場があります。
宗媽媽海產店の店内
店に入ると厨房で大鍋を振るう店員さんを見ることができます。やはり中華料理は強火が一番。
今回は11:30くらいに店に着いたのですが、このように店内はほぼ満席。もっと混む時間帯は詰め詰めで相席になる場合もあります。
メニューを確認
メニューの上の方に、仕入れによりできる料理が変わります。と書いてあったので蒸し魚があるか尋ねました。
「老闆、今日は蒸し魚ある?」
「今日はないねー」
残念。
詳しくメニューを見ていくと・・・
左側の合菜というのはコースで、右側が単品で注文できるものになっています。
花マークが着いているのがお店のオススメだそうです。旗魚がカジキマグロ、生魚片は刺身です。
漢字の魚と料理の名前でなかなかイメージが湧かない中で目に留まったのが”芹菜曼波魚(Qíncài màn bō yú)”です。
セロリとマンボー。マンボウ!?
未だかつてマンボウは食べたことがありません。これはどんな味なのでしょうか?
というわけで注文しました。
- 茹でたエビ(川燙白蝦) 200元
- セロリとマンボウの炒め物(芹菜曼波魚肉) 250元
- チャーハン(炒飯)二人前 120元
運ばれてくる料理
まず茹でたエビ。
熱々の茹で立てエビの皮をむき、少しタレをつけて頬張れば「おいしー」
プリプリのエビと少し甘めの醤油ダレが格別です。これは酒飲みにはビールが進むでしょう。カニを食べ始めると人は無言となると言いますが、エビでも十分無言になれます。
ひたすら剥く、食べる、剥く、食べるの繰り返し。
エビを食べ終える前にチャーハンも運ばれてきます。
少し油が多めながらもパラパラのチャーハン。色は濃いめですがそこまで塩辛くはありません。
これはなかなかなチャーハン。
そうこうしているうちに運ばれてきましたマンボウ。
こ、これマンボウ肉。
一口食べます。癖のない味で歯ごたえはしっかりむっちりとしています。QQです。台湾人が大好きな食感、QQ。
イカほどでは無いもののプリッとした食感は魚ではなかなか味わうことのできないものです。噛み締めるとマンボウの旨味が染み出してきます。一緒に強火で炒められたシャキシャキセロリもQQなマンボウの肉によく合います。
マンボウ。初めて食べましたが美味しいです。あの可愛い見た目を思い出すと少し申し訳ない気もしますが、もう一度言います。マンボウ美味しいです!!
是非一度は試していただきたいお味です。マンボウ!!
お店情報:
宗媽媽海產店
住所:台東市成功鎮中華路193號
HP/FB:FBページ
電話:08 985 1671
営業時間:11:00-14:00、17:00-20:00 木曜定休
日本語対応:不可
Comments