台湾師範大學(師大)について
國立臺灣師範大学(師範大學:Shīfàn dàxué)は師大と略して呼ばれ、元々は日本統治時代の旧制台北高等学校があった場所に作られた大学です。以前は教師を養成する役割を持っていたため”師範”大学という名称になったようです。
今でもいくつかの大学の建物は日本統治時代のものが使われていて、構内に足を踏み入れるとタイムトリップした気分になります。
師範大学にはMRT古亭(Gǔ tíng)から運動場を抜けて行くか、MRT台電大樓(Táidiàn dàlóu)から師大夜市を抜けて北に歩くとたどり着くことができます。
学生寮地下にある学生食堂
師範大学の校舎から師大路を挟んで向かい側に学生寮があり、その男子寮の地下に学生食堂があります。
右から読むタイプの年季の入った案内板によれば、学生食堂の他にも売店、理容美容院、写真店などが入っていているようです。
少し暗めの男子寮に入り地下に降りましょう。
学生寮地下ではいくつかの飲食店が営業中
昼食時間を少し外れた頃に行ってみたのであまり人はいませんでした。みなさん授業中なのかも。
学生食堂にはタイ料理や・・・
台湾料理の店などいくつかの飲食店が入っています。少し今風な喫茶店もあったかも。
師範大学卒業生によれば昔はもっと人が多くて活気があったとか。
ビュッフェ形式の学食を試す
今回はビュッフェ形式の学食を試して見ることにしました。
その前にビュッフェのシステムを確認。
- ご飯は一杯10元(今なら特価5元)
- おかずは100gごとに16元
- 食べ終わったら食器返却場所に自分で食器を戻す
- ゴミや残飯は食器返却場所で分別して捨てる
- ここには書かれていませんでしたが、メインのおかずは一品ごとに10元追加
後から気づくのですがちょっとした書き忘れがあるので気をつけましょう。
結構品数があり、中には全く味の想像もつかないものもあり選ぶのが楽しいです。
気さくな従業員のおばちゃんが、これはxxを使っている料理でとか、これは美味しいからぜひ食べてみてとか色々話してくれます。
その中でも特に目を引いたのがこれ。デザート?前菜?おばちゃんは「後から使うんだけど」とか言いながら見た目のいいものを見せてくれたのですが、台湾の山芋らしいです。
肉や魚を多く使った主菜は一品ごとに+10元が必要になるので注意しましょう。おかずを取り終えたら重さを測ってお会計します。
今回は55元+主菜2品で20元+ご飯5元 = 80元でした。
インドネシアかマレーシア系の留学生がビュッフェのシステムを理解せず、あれもこれもと取ってお会計が150元くらいになり「もう二度と来ない」みたいな事を言ってました。留学生は生活費の予算が厳しのかもしれません。
学食ビュッフェのお味は?
空いている席をみつけて早速食べてみましょう。
めちゃくちゃ美味しい!!という訳ではないですが、学生はお腹を満たす事が大事なのです。
重さで支払いが決まるので、主菜を一品に抑えれば色々な種類のおかずを楽しむ事ができてコストパフォーマンスは良いです。
店のおばちゃんが「サービス。食べてね」と言って甘いものくれました。仙草のような何かでした。ありがとう。おばちゃん。
お店情報:
住所:臺北市大安區師大路9號 學生第一宿舍地下室
HP/FB:師大生活美食廣場
日本語対応:不可
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