台湾を旅行する際に簡単な中国語を覚えておけば、現地の人とのコミュニケーションもスムーズになってより一層楽しめるはずです。
前回はお店で何を欲しいか伝える方法を練習しました。
第2回目にお届けするのはこちら
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(Nǐ yào jǐ ge? Wǒ yào yīge!)
何個必要なの? 一個ください
*PC版だと音声再生ボタンが表示されます。スマホの場合はリンクをクリックしてGoogle翻訳の発音を再生してみてください。
GoogleでPinyinを自動変換した場合、幾個(Jǐ gè)の個が4声として表示されますが、実際には軽声(Jǐ ge)になります。
どんな時に使えますか?
お店やレストランで注文する際には注文するものを指差しながら”我要這個”と言えば、何を買いたいのか伝える事ができます。
でも、きっと老闆(店主)はそれを何個欲しいか聞いてくることでしょう。
単語の説明
それぞれの単語を少し詳しく説明していきましょう。
你 (nǐ)
あなた。と言う意味になります。
男性でも女性でも発音は一緒です。敬称だと您(nǐn)になります。
書く場合には男性=你、女性=妳と使い分ける場合もあります。
要 (yào)
これも日本語の漢字の通り。必要です。という意味になります。発音も音読みと似ていますね。
幾個 (jǐ ge)
幾つ。何個。
日本語と共通していますね。
何個か伝える
ここが今回の重要ポイント。
日本語だと、一個、二個、三個・・・
でも中国語で個数を伝える場合は二個ではなく兩個になります。
(Yīge, liǎng ge, sān ge, sì ge, wǔ ge, liù ge, qī ge, bā ge, jiǔ ge, shí ge)
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日本語と同じように数量詞(Quantifier)はたくさんあるのですが、とりあえず今のところは”個”だけにしておきましょう。
“個”の発音について
GoogleでPinyinを自動変換した場合、個(gè)の個が4声として表示されますが、実際には軽声(Jǐ ge)になります。
個(gè)の発音変化は実はいくつかパターンがあるのですが、ひとまずこう覚えておけばなんとかなります。(詳しく知りたい方は台湾国家教育研究院の辞書に発音が載っています)
- 個人(Gèrén)
- 一個(Yīge)
使っているうちに自然に使い分けられるようになってきます。慣れです。
会話の例
最後に会話例をまとめてみます。どんな返事が返ってくるでしょうか?
自分が欲しい商品を指差しながら言ってみましょう。
中文
あなた:老闆,我要這個。
老闆:你要幾個?
あなた:我要一個。謝謝。
老闆:好啊。請等一下喔。
日本語
あなた:店長、これください。
老闆:いくつ欲しいの?
あなた:一個欲しいです。ありがとう。
老闆:はいよ。ちょっと待ってねー。
欲しいものを伝えられて、さらに数を指定することができればもう買い物し放題です。
でも待ってください! もしかしたら老闆は他のことを言ってくるかもしれません。それはまた次回に。
もっと中国語を勉強したい方にお勧め
実際に購入しました。テキストは簡体字で大陸寄りの発音ですが初級から中級までを全てカバーしています。NHKテレビ中国語会話「ときめきの上海」を再構成した内容で、色々安い教材を細々購入するより、この本一冊をガッツリ勉強した方が効果的でした。
台湾華語を学ぶ場合はこのシリーズが良いです。台湾の多くの語学学校や大学の言語中心で使われている教科書なので、もし短期で台湾に留学したときにも同じ教科書が使われている可能性が高いです。テキストは中国語と英語が使用されているので、英語がある程度できる必要があります。
自習する場合は3巻くらいまで終わらせて、あとはニュース記事を読んだり興味のある記事をネットで探して勉強するという方法に切り替えると良いかもしれません。
こちらも台湾華語の教科書シリーズです。このシリーズも語学学校で使われることが多く、以前に一週間の短期で語学学校に通った時は最初のレベル分けテストで第二巻を渡されました。1~6までのレベルがありテキストは中国語と英語で書かれています。
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