台湾を旅行する際に簡単な中国語を覚えておけば、現地の人とのコミュニケーションもスムーズになってより一層楽しめるはずです。
前回は注文したものが無かった場合の会話をお伝えしました。
第5回目にお届けするのはこちら
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Lǎobǎn, duōshǎo qián?
店長、いくら?
*PC版だと音声再生ボタンが表示されます。スマホの場合はリンクをクリックしてGoogle翻訳の発音を再生してみてください。
どんな時に使えますか?
商品の注文が無事終わり、次にすることと言えば支払いです。
初めは相手が幾らと言っているかわからないでしょうから、あらかじめ幾ら位になるか頭の中で計算しておいたとしても、相手に「支払いをしますよ」という気持ちを伝えるために「これいくら?」と聞いてみましょう。
単語の説明
それぞれの単語を少し詳しく説明していきましょう。
老闆 (lǎobǎn)
店長、上司という意味なのですが、店員さんが一人しかいない場合や個人経営の店では”老闆”。と呼べばだいたい通じます。
まず初めに”老闆”と言うことで、店員さんの注意を引き、自分の話を聞いてもらいましょう!
多少(duōshǎo)
どれだけ、どれくらい。物や金額の量を確認するば良いに使います。
多いか少ないか?
錢 (qián)
ゼニですね。銭。お金のことです。
会話の例
最後に会話例をまとめてみます。どんな返事が返ってくるでしょうか?
最初はどんな返事が来ているかわからないかもしれませんが、そのうち幾らなのか聞き取れるようになりますよ。
中文
あなた:那,這個呢?有沒有?
老闆:這個有。你要幾個?
あなた:我要一個。謝謝!!
あなた:老闆,多少錢?
老闆:45塊。
日本語
あなた:じゃあ、これは?有る?
老闆:それは有るよ。幾つ要るの?
あなた:これ一個ちょうだい。ありがとう!!
あなた:店長、いくら?
老闆:45元
いくらか聞き取れなくても大丈夫です。店長は「こいつ理解できてないな?」と思ったら、4と5のジェスチャーで教えてくれるはずです。
中国語の会話中でのお金の単位は”塊”だったり”元”だったりします。口語だと”塊”が多いです。
次回は金額について詳しく解説してみたいと思います。
もっと中国語を勉強したい方にお勧め
実際に購入しました。テキストは簡体字で大陸寄りの発音ですが初級から中級までを全てカバーしています。NHKテレビ中国語会話「ときめきの上海」を再構成した内容で、色々安い教材を細々購入するより、この本一冊をガッツリ勉強した方が効果的でした。
台湾華語を学ぶ場合はこのシリーズが良いです。台湾の多くの語学学校や大学の言語中心で使われている教科書なので、もし短期で台湾に留学したときにも同じ教科書が使われている可能性が高いです。テキストは中国語と英語が使用されているので、英語がある程度できる必要があります。
自習する場合は3巻くらいまで終わらせて、あとはニュース記事を読んだり興味のある記事をネットで探して勉強するという方法に切り替えると良いかもしれません。
こちらも台湾華語の教科書シリーズです。このシリーズも語学学校で使われることが多く、以前に一週間の短期で語学学校に通った時は最初のレベル分けテストで第二巻を渡されました。1~6までのレベルがありテキストは中国語と英語で書かれています。
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