台湾を旅行する際に簡単な中国語を覚えておけば、現地の人とのコミュニケーションもスムーズになってより一層楽しめるはずです。
前回はお店で何人連れか伝える練習をしました。
第9回目にお届けするのはこちら
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(Lǎobǎn, yǒu shé me tuījiàn de?)
店長、オススメは何?
*PC版だと音声再生ボタンが表示されます。スマホの場合はリンクをクリックしてGoogle翻訳の発音を再生してみてください。
どんな時に使えますか?
台湾のお店はとにかくメニューが多いです。また、店では好きなものを指定して店員さんに作ってもらうことがあります。
漢人が使われているので何となくどんな食べ物かわかる場合もあるのですが、大抵どんな食べ物か想像がつきません。そんな時は運を天に任せて店員さんに聞いてみましょう!!
単語の説明
それぞれの単語を少し詳しく説明していきましょう。
什麼 (shé me)
何か? や事情を聞く場合の疑問代名詞や疑問形容詞です。
- 有什麼東西? (何かあった?)
- 什麼時候來? (いつくるの?)
- 香蕉,蘋果什麼的 (バナナ、りんごとか)
推薦 (tuījiàn)
日本語の推薦と同じですね。オススメ。
会話の例
最後に会話例をまとめてみます。どんな返事が返ってくるでしょうか?
自分が欲しい商品を指差しながら言ってみましょう。
中文
あなた:哎。好多菜。
あなた:老闆,有什麼推薦的?
老闆:這個,麻油豬心湯。我們的豬心有特別的QQ口感喔!
あなた:那,就這個吧。
日本語
あなた:ありゃ。メニュー多すぎ。
あなた:老闆、何かオススメある?
老闆:これ、麻油豬心湯(豚の心臓スープ)。うちの豚の心臓は特別にQQだよ!
あなた:じゃあそれください
いきなり豚の心臓をオススメされてしまいましたが、結構美味しいですよ。たまには知らない食べ物に挑戦してみるのも旅の楽しみです。
「今言ったのください」が言えない場合、「好好好。要要要」(はいはいはい。欲しい欲しい欲しい)。だけでも大丈夫ですよ。
もっと中国語を勉強したい方にお勧め
実際に購入しました。テキストは簡体字で大陸寄りの発音ですが初級から中級までを全てカバーしています。NHKテレビ中国語会話「ときめきの上海」を再構成した内容で、色々安い教材を細々購入するより、この本一冊をガッツリ勉強した方が効果的でした。
台湾華語を学ぶ場合はこのシリーズが良いです。台湾の多くの語学学校や大学の言語中心で使われている教科書なので、もし短期で台湾に留学したときにも同じ教科書が使われている可能性が高いです。テキストは中国語と英語が使用されているので、英語がある程度できる必要があります。
自習する場合は3巻くらいまで終わらせて、あとはニュース記事を読んだり興味のある記事をネットで探して勉強するという方法に切り替えると良いかもしれません。
こちらも台湾華語の教科書シリーズです。このシリーズも語学学校で使われることが多く、以前に一週間の短期で語学学校に通った時は最初のレベル分けテストで第二巻を渡されました。1~6までのレベルがありテキストは中国語と英語で書かれています。
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