台湾を旅行する際に簡単な中国語を覚えておけば、現地の人とのコミュニケーションもスムーズになってより一層楽しめるはずです。
前回はお店で店員の人が辛さを尋ねてくる方法を紹介しました。
第12回目にお届けするのはこちら
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(Lǎobǎn, zhège shì là bù là?)
店長、これ辛い?
*PC版だと音声再生ボタンが表示されます。スマホの場合はリンクをクリックしてGoogle翻訳の発音を再生してみてください。
どんな時に使えますか?
台湾のお店はとにかくメニューが多いです。
メニューに辛さが書かれていることも有りますが、何も書かれていない場合は簡単に尋ねることが出来ますよ!
単語の説明
それぞれの単語を少し詳しく説明していきましょう。
老闆 (lǎobǎn)
店長、上司という意味なのですが、店員さんが一人しかいない場合や個人経営の店では”老闆”。と呼べばだいたい通じます。
まず初めに”老闆”と言うことで、店員さんの注意を引き、自分の注文を聞いてもらいましょう!
這個 (zhège)
これはかなり有用な単語です!!他の単語を喋らなくても指をさしながら這個這個と言えばだいたい欲しいものは手に入ります。
是 (shì)
英語だと”is”。AはB。AとBを結びつける時に使います。
我是日本人 (私 = 日本人)
這是日本的餅乾 (これ = 日本のクッキー)
你是好人 (あなた = いい人)
辣不辣 (là bù là)
前回も出てきました。反復疑問文。
否定と肯定を繋げて言う事で疑問文になります。
辣(辛い)と不辣(辛くない)
他にも
- 甜不甜 (甘い?甘くない?)
- 苦不苦(苦い?苦くない?)
- 貴不貴(値段が高い?高くない?)
- 怕不怕(怖い?怖くない?)
沢山有ります。
会話の例
最後に会話例をまとめてみます。どんな返事が返ってくるでしょうか?
中文
あなた:老闆,這個辣不辣?
老闆:不太辣。
あなた:那,我要這個 / 那,我要一個。
日本語
あなた:店長、これ辛い?
老闆:そんなに辛くないよ。
あなた:じゃあこれ一つちょうだい。
辛さの基準は人それぞれなので、老闆が辛いの好きだった場合は諦めてください。そんなに辛くない(辛くないとは言ってない)。
もっと中国語を勉強したい方にお勧め
実際に購入しました。テキストは簡体字で大陸寄りの発音ですが初級から中級までを全てカバーしています。NHKテレビ中国語会話「ときめきの上海」を再構成した内容で、色々安い教材を細々購入するより、この本一冊をガッツリ勉強した方が効果的でした。
台湾華語を学ぶ場合はこのシリーズが良いです。台湾の多くの語学学校や大学の言語中心で使われている教科書なので、もし短期で台湾に留学したときにも同じ教科書が使われている可能性が高いです。テキストは中国語と英語が使用されているので、英語がある程度できる必要があります。
自習する場合は3巻くらいまで終わらせて、あとはニュース記事を読んだり興味のある記事をネットで探して勉強するという方法に切り替えると良いかもしれません。
こちらも台湾華語の教科書シリーズです。このシリーズも語学学校で使われることが多く、以前に一週間の短期で語学学校に通った時は最初のレベル分けテストで第二巻を渡されました。1~6までのレベルがありテキストは中国語と英語で書かれています。
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