家庭や熱炒店でよく食べられている台湾料理の定番「豆豉鮮蚵豆腐」を作ってみました。
豆豉は、黒豆に塩、麹、酵母などを加えて発酵させた調味料で、中華料理にはよく使われる調味料です。
その豆豉と香味野菜を油で炒めて香りを出し、豆腐と牡蠣を加えたシンプルで美味しい豆豉鮮蚵豆腐は、ご飯がすすむため、「下飯菜」と呼ばれいます。
豆豉鮮蚵豆腐のレシピ
材料は一番基本的なものにしてあります。醤油にオイスターソースを使ったり、ニンニクや大唐辛子を使ったりとバリエーションがあります。
作り方
準備
豆豉は水につけて10分間もどしておく
しょうがとニンニク、唐辛子は、荒めのみじん切りにしておく
長ネギは一部をあら微塵にして最後に飾りとして使い、残りは小さめに切っておく
またはチューブや瓶の唐辛子でも可能
酒、醤油、醬油膏を合わせておく
牡蠣はよく洗って水を切り、片栗粉をまぶす
豆腐はサイの目に切る
豆腐の下茹でと牡蠣の湯通し
分量外の醤油と塩をひとつまみ入れ、鍋に湯を沸かす
サイの目に切った豆腐を入れ、しばらく茹でる
豆腐をザルに揚げる
牡蠣を鍋に入れ火を止める
炒める
しょうが、ニンニク、唐辛子、豆豉を油で炒める
香りが立ったら、長ネギを入れてしばらく炒める
酒、醤油、醬油膏を加える
下茹でした豆腐を入れる
味を絡めたら牡蠣を入れ、ごま油を加える
しばらく炒め、牡蠣に火が通ったらアラみじん切りにしたネギを散らし、皿に盛り付ける
熱々のご飯に乗せて食べれば、何杯でもご飯がすすむおかずの出来上がりです。
豆腐なしで牡蠣だけで作ったり、牡蠣の代わりに豚肉や鶏肉で作っても美味しいです。
台湾料理でよく使う調味料
台湾料理でよく使う調味料を紹介します。
今回使用した豆豉は台湾で購入したものですが、他のブランドでよければ通販でも購入することができます。
とろみのある醬油膏は台湾料理に加えると風味が増します。
台湾ではごま油をよく使います。九鬼純正胡麻油こいくちは、冷間圧搾で絞ったごま油が香りが良く、日本在住の台湾人からも台湾の味が出せるとおすすめです。
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